lazoアイコン lazo (ラーソ) 事業導線設計デザイナー

「書きたいことはあるのに、文章にならない。」 「言いたいことはあるはずなのに、いざ書こうとすると手が止まる。」

そんな悩みを、聞くことがあります。

でも、お客様一人ひとりと向き合ってきた中で気づいたことがあります。
それは ―「文章が書けない」の正体は、文章力じゃないんです。

「書けない」は、文章力の問題じゃない

多くの人が、「自分は文章が下手だから書けない」と思っています。
私も以前はそう思っていました。

でも、本当にそうでしょうか。

私は美容・サロン業界で16年、アイリスト・美容師として、たくさんのお客様と向き合ってきました。 お客様は、私たち施術者に「なりたい姿」を伝えるとき、しばしば言葉に詰まります。

「もうちょっと、こう…」 「なんていうか、明るくしたい、けど…」

それは、お客様の語彙力や日本語が不足しているわけではないんです。

頭の中で、「なりたい姿」が “まだ整理されていない だけ。

──これは、文章を書くときも同じです。

書けない人ほど「中身がない」のではなく、中身がまだ整理されていないだけなんです。

整理されていないものは、どれだけ語彙力があっても、文章になりません。
逆に、整理さえできていれば、特別な文章力がなくても、伝わる文章は書けます。

ここを取り違えてしまうと、いつまで経っても「文章力がないから」と自分を責め続けることになります。


書けなくなる、3つの理由

では、なぜ「整理できない」状態に陥ってしまうのでしょうか。
よくある3つの理由があります。

理由1:頭の中で「素材」がバラバラのまま

伝えたい想いや経験は、ある。  ― でも、それがバラバラに頭の中に散らばっている状態。

これは、料理に例えると分かりやすいかもしれません。 冷蔵庫に食材はある。でも、まだ何を作るか決めていないし、レシピもない。
そこから「いきなり美味しい一品を完成させて」と言われても、無理ですよね。

文章も同じで、 素材を出す前に、文章にしようとするから、手が止まってしまうんです。

理由2:「誰に向けて書くか」が決まっていない

事業者の方の文章でよく見るのが、「みんなに届けようとしている」文章です!

新規のお客様にも、リピーターさんにも、業界の方にも、家族にも──より多くの方に「届けよう」、「伝わるように書こう」とした結果、誰にも刺さらない 文章になるんです。

「みんなにとっての100点」を目指すと、残念ながら「誰にとっての60点」にもならない。
これは、書く前に「誰に向けるか」を絞れていないことが原因です。

理由3:一発で完璧に書こうとしている

これが、一番多い詰まりポイントかもしれません☝

「最初から綺麗な文章にしないと」 「途中で間違えたら恥ずかしい」

そう思って、書き始める前から完璧を目指してしまう。

でも、プロの書き手でも、一発で完成形を書く人なんていません。 書いては並べ替え、削っては足し、何度も文章を練り直したり、確認したりして仕上げていくのが「書く」という作業の正体です。

最初から完璧を目指すと、書き始めることすらできなくなります。


書く前にやるべき、3つのこと

ここからは、私自身が日々の制作の現場で大切にしている「書く前の準備」を、3ステップでお伝えします。

  1. 全部「話す」、書こうとしない

まずは、まだ書かないでください。

スマホの録音機能を立ち上げて、誰かに話すように、思っていることを全部口に出してみる

「うちの事業はこういうもので、こんな想いで始めて、こういうお客様に来てほしくて…」

この段階ではまだ整っていなくていいんです。
むしろ、整っていない方が、本音や大事な気持ちが出てきます。

話せる人は、必ず、書ける人です。 言葉が出てこないんじゃなくて、「書こう」とすると詰まってしまうだけ。

私が補助金申請のサポートをしていた頃、事業者の方から「うちの事業ね…」とぽつぽつ話してもらった内容を整理して、書類に仕上げる仕事をしていました。 皆さん、話せていたんです。書こうとすると、止まるだけだったんです^^

  1. たった一人を思い浮かべる

文章を書くとき、「みんなに向けて」は禁句です。

代わりに、過去のお客様で、心に残っているたった一人思い浮かべてみてください。

その人は【何に悩んで】いたか。【どんな言葉に反応してくれた】か。また【何を喜んでくれた】か。

その人に向けて、手紙を書くように書く。
ラブレター💌も好きな人を想って書くから想いが届きますよね^^ それと同じで、

「みんな」ではなく「あの人」に絞ると、不思議と言葉が出てきます。 そして、結果的に、その人と似た悩みを持つ「他のあの人たち」にも自然と届くようになっていくんです。

  1. 順番を整える

素材が出て、誰に向けるかが決まったら、最後に順番を整える

紙に書き出した素材を、付箋に書いて並べ替える。 PCならテキストを入力した行で上下を入れ替える。

「読み手は、最初に何を知ると、次が知りたくなるか」 この視点で並べ替えるだけで、読みやすい文章の骨組みが見えてきます💡

書くのは、最後☝  ここまでが整っていれば、書く作業は驚くほどスムーズに進みます🖊


それでも、一人で整理できないときは ―

ここまで読んで、「やってみよう」と思える方は、ぜひ試してみてください!

でも、正直に言うと── 一人で整理しきれない時もあります。

特に、事業を立ち上げる前。 特に、新しいサービスを始めるとき。 特に、自分の人生の節目に立っているとき。

頭の中が散らかりすぎていて、何から手をつけたらいいか分からない。 自分一人で整理しようとすると、かえって混乱する。

そんなときは、人に話して、整理してもらうのも、選択肢の一つです。

私が補助金申請のサポートでも、サイト制作でも、ずっとやってきた仕事の本質は、これでした。
「事業者の方からいただいた断片的な話を、伝わる形に整える」こと。

lazoは「サイトを作る場所」とご紹介していますが、その入り口は、いつもここから始まります。


まとめ📍「書く」から「整える」へ

「文章が書けない」と悩む必要は、ありません。

大事なのは、書こうとする前に、整えること

整理されていない想いは、誰にも伝わりません。 逆に、整理さえできていれば、伝わる文章は必ず書けます。

そして、もし一人で整理しきれないときは、一人で抱えなくていい

lazoは、サイトをつくる場所であると同時に、あなたの想いを整える場所でありたいと思っています。

「相談だけ」でも、もちろん大丈夫です^^  公式LINEで、まずは話を聞かせてください📢

まずは相談してみる