「もっと集客しなきゃ」
これは、個人事業主や小規模事業者の方とお話しすると、本当によく聞く言葉です。
SNSの投稿頻度を上げる、広告を出す、新しいツールを試す── みなさん、頑張っています。
本当に、頑張っています。でも、頑張っているのに、なぜか結果が出ない。
そう感じている方に、ひとつだけ立ち止まってお伝えしたいことがあります。集客は、整えてから始まります。
今日は、私が「事業導線設計デザイナー」としてサイト制作をしてきた中で見えてきた、
集客の前に整えるべき3つのことについてお話しします。
集客って、「もっと多くの人に届ける」ことだと思われがちです。
確かに、それも一つの側面ではあります。 でも私は、もう少し違う角度から見ています。
集客とは、「届けるべき人に、ちゃんと届く状態をつくること」。
これを聞いて今「はぃはぃ、何回も聞いたし分かってるよ」って皆さん思ったと思います。
ここで大事なのは「ちゃんと届く状態」という部分。
どれだけ広告にお金をかけても、どれだけSNSで頑張っても、受け止める器が整っていなければ、すべて素通りしてしまうんです。
例えば、こんなイメージ。
あなたの事業を、ひとつの「お店」と考えてください。
看板(SNS)を派手にしても、店内(HP)が乱雑だったり、レジ(LP・申込導線)が分かりにくければ、お客様は入っても出て行ってしまいますよね?
これは、努力の問題じゃなく、整え方の問題なんです☝
私は、たくさんの方の事業を見てきて、思うことがあります。
集客がうまくいかない人の多くは、「集客の方法」を間違えているのではなく、集客を始める前の「整え」を飛ばしてしまっていることが多いと感じてます。
では、何を整えればいいのか。 私の経験から、特に大事だと感じている3つのことをお話しします。
最初に整えてほしいのは、ツールでも、デザインでもなく──自分の言葉です。
「うちの事業の魅力って、なんですか?」 「お客様にどんな価値を届けていますか?」
この問いに、すぐに答えられない方が、実はとても多い。
それは、決して悪いことじゃありません。 日々の業務に追われている中で、自分の事業を言葉にして整理する時間を取るのは、難しいことです。
でも、ここを飛ばすと、何が起きるか。
SNSで何を発信していいか分からない。 HPの文章がぼんやりする。 LPでお客様に響かない。
すべての発信物に、「ブレ」が生まれてしまうんです。
逆に、自分の言葉が整っている方は、強い。 SNSもHPもLPも、すべてが一本の軸で語れる。 お客様にも、ちゃんと「この人だ」と伝わる。
私はサイト制作で、お客様の言葉を「ヒアリング」するのではなく、お客様の中にすでにある言葉を「素材から汲み取る」というスタンスを大切にしています。
それは、自分でうまく言葉にできない方でも、対話の中から必ずそのお客様だけの言葉が見つかるからです。
※「文章にする」より前の「整える」段階の話を、こちらでも書いています。 →「文章が書けない」事業者でも、伝わるサイトをつくる方法
2つ目に整えてほしいのは、お客様の旅です。
「お客様の旅」と言うと、少し大げさに聞こえるかもしれません。 でも、これがいま、たくさんの小規模事業者がつまずいているところなんです。
お客様は、突然「申し込み」をしてくれるわけじゃありません。
まず、どこかであなたを知って(出会い)、 興味を持って詳しく調べて(信頼の確認)、 「この人にお願いしよう」と決めて(決断)、 申し込みをしてくれる。
この一本の流れを、ちゃんと設計できているかどうか。
ここがブレていると、いくらSNSを頑張っても、申し込みにつながらない。 いくら広告を打っても、効果が出ない。
例えば、SNSは「出会いの場」、HPは「信頼を確認される場」、LPは「決めてもらう場」と、それぞれ役割が違います。
でも、それぞれを単体で見るのではなく、「お客様がどう旅をするか」から逆算して設計する。
これが、本当に大事です。
「全部一気に揃えなきゃ」と焦る必要はありません。 むしろ、自分の事業の段階に合わせて、何から始めるかを選ぶ方が、ずっと結果につながります。
※SNS・HP・LPそれぞれの役割と、どこから始めるかの考え方は、こちらに整理しています。 →SNS・HP・LP、結局どれから始めるべきか
3つ目に整えてほしいのは、ご縁の場所です。
少し抽象的な言葉ですが、大事な話をします。
いま、多くの小規模事業者が、SNSに頼りすぎています。 SNSは素晴らしいツールですが、構造的に「流れる」場所です。 投稿は時間とともに下に消え、アルゴリズムに左右され、プラットフォームの仕様変更で揺らぐ。
つまり、SNSは「出会い」を作る場所としては優秀でも、「ご縁を育てる」場所としては足りないんです。
だから、必要なんです。 「ご縁が巡る場所」が。
それは、自分のホームページかもしれません。 公式LINEかもしれません。 自分が運営するメディアかもしれません。
形は何でもいい。 ただ、SNSに依存しない、自分の場所を持つこと。
その場所では、アルゴリズムに振り回されず、自分の言葉で、自分のペースで、お客様とご縁を育てていける。
私が18店舗の運営や立ち上げに関わってきた中で見てきたのは── 続く事業者の方は、必ず「自分の場所」を持っていたということです。
SNSだけで集客するのではなく、ご縁を育てる場所を、ちゃんと持っている。 それが、長期的な事業の安定につながっていました。
※「ご縁が巡る場所」がなぜ今の時代に必要なのか、もう少し深く書いています。 →SNSの先にあるもの ─ なぜlazoは「ご縁が巡る場所」をつくるのか
ここまで読んでくださって、もしかしたら気づいた方もいるかもしれません。
3つの「整える」は、それぞれ独立しているようで、全部つながっています。
①自分の言葉が整うと、②お客様の旅も自然に見えてくる。 ②お客様の旅が見えると、③ご縁の場所をどこに置くかも分かる。 ③ご縁の場所が定まると、①自分の言葉もより磨かれていく。
そして、この3つが整ったとき── 集客は、不思議と「自然と動き出す」んです。
SNSの投稿に芯が生まれる。 HPでお問い合わせが増える。 LPからの申し込みがつながる。 紹介が、紹介を生む。
これは、「魔法」ではありません。 整えるべきことを、ちゃんと順番に整えた結果です。
私が自分の仕事を「事業導線設計デザイナー」と呼んでいるのは、まさにこの「整える」を、お客様と一緒にやっていきたいから。
単に「サイトを作る」のではなく、自分の言葉・お客様の旅・ご縁の場所を、一本につないで設計する。 それが、私のやっている仕事です。
集客がうまくいかないとき、人は「もっと頑張らなきゃ」と思いがちです。
でも、本当に必要なのは、もっと頑張ることではなく、一度立ち止まって整えることかもしれません。
集客は、整った先に、自然と動き始めます。
もし、自分一人で整理するのが難しいと感じたら── それは「事業導線設計」を一緒にやっていく、ちょうどいいタイミングかもしれません。
「うちの場合、何から整えればいい?」 そんなご相談から、もちろん大丈夫です。
公式LINEで、まずは話を聞かせてください😊
「SNS・HP・LP、結局どれから始めるべきですか?」
これは皆さんわりと思っている疑問だと思います。
でも、私の答えはいつも同じ── 「人によって違います」。
ガッカリさせるつもりはありません✋ この記事を読み終える頃には、あなたにとっての答えが見えてきます。
多くの方が、SNS・HP・LPを「どれが効果ある?」という同じ土俵で比較してしまいがち。
でも、ここに最初のつまずきがあるんです。
例えると、車・家・財布、どれが必要かと比較しているようなもの。 どれも生活に必要。なんですが、
役割が違うから比べられないんです。
SNS・HP・LPも同じなんですね。
それぞれ「いつ・どこで・誰に対して」どう働くツールなのかが違います。
役割は「出会いの場」。 まだあなたを知らない人と、最初に出会う場所。
街中の看板や、名刺交換のような働きをします。
役割は「信頼を確認される場」。 SNSや紹介で出会った後、相手があなたを「ちゃんと確かめる」場所です。 お店の外観・店内のような働きをします。
役割は「決めてもらう場」。 「申し込もうかな」と迷っている人に、最後のひと押しをする場所。
お店のカウンターで「これ、ください」と言ってもらう瞬間。
> ※ただし、広告と組み合わせる場合、LPは「出会いの場」としても機能します。
> ここでは、SNS・HP・LPを比較する基本の考え方として整理しています。
──こうやって役割で見ると、ひとつの問いが変わります。
「どれが必要?」ではなく、「いま、何が足りない?」に。
ここに、答えの入口があると思いませんか^^
「だったら全部やればいいんですよね?」
そう思った方も多いと思います。 理屈ではその通り。なのでSNS・HP・LP、全部揃えば最強!と
なりますよね^^
でも、私が18店舗の運営や立ち上げをしてきた経験から、断言できることがあります。
全部いっぺんに手をつけると、ほぼ確実にうまくいきません。
理由は3つあります。
個人事業主や小規模事業者にとって、時間・お金・気力は限られていますよね。
3つのツールを同時に整えようとすると、それぞれにかけられる時間とエネルギーは1/3に。
結果、どれも「70点未満で止まる」状態に。 SNSは投稿の頻度が落ち、HPは更新されず、
LPはコンバージョンしない。
「全部やってるのに、なぜか結果が出ない」──このパターンの正体は、ここにあります。
SNS担当、HP制作会社、LP外注先──別々に頼むと、起きるのが「統一感ゼロ問題」。
SNSは可愛いトーンなのに、HPは堅い言葉。 LPは煽り強めなのに、HPは丁寧。
訪問者は「同じ人がやってるの?」と無意識に混乱します。 その違和感が、信頼を削っていくんです。
「見せる場所」がバラバラだと、想いはひとつでも伝わらない。
一番大切な理由が、これです。
発信の本当の敵は、ライバルでもアルゴリズムでもなく、自分が消耗して止まること。
全部いっぺんに頑張ろうとすると、3ヶ月もたずに息切れします。 そして ──
「自分には合わなかった」と諦めてしまう。
でも、合わなかったのではなく、始め方を間違えただけかもしれません。
では、具体的にどう優先順位をつけるか。 業種・フェーズ別の考え方を4つのケースで整理します。
あなたに近いケースを参考にしてみてください。
おすすめ:LP + SNS
まだお客様がいない段階で必要なのは、「出会い」と「決断」の2つ。 知ってもらう場(SNS)と、申し込んでもらう場(LP)を最低限揃えます。
HPは後回しでOK。 まずは「申し込める形」と「見つけてもらう導線」を作る方が、お客様ゼロの状態を抜け出しやすい。
おすすめ:SNS強化 + HPで信頼を支える
既にお客様がいる方の課題は、「新しい人にどう知ってもらうか」。 SNSで認知を広げ、興味を持った人がHPで「ちゃんとした事業者だな」と確認できる状態を作ります。
この段階のHPは、信頼を支える役割が中心。派手さより、清潔感と情報整理が大事です。
おすすめ:HP最優先
紹介がメインのビジネスの場合、SNSで集客する必要は少ない。 一方で、紹介された相手は必ずあなたを検索します。
その時に「ちゃんとしたHPがある」かどうかで、信頼が決まる。 紹介ビジネスにとって、HPは「第二の名刺」です。
おすすめ:HP + 公式LINEやメルマガ
リピートしてもらうには、お客様と継続的な接点が必要ですよね?なので、 HPで深く知ってもらい、
公式LINEやメルマガで定期的に届ける形が機能するんです。
SNSも継続接点になりますが、プラットフォームの仕様変更で接点を失うリスクもあります。
自分のメディアを持っておく方が、長期的には強い。
──いかがでしょうか。
4つのケースを見ると、「どれから始めるべきか」は、事業の状態によって答えが変わることが分かるはずです。
ここまで読んで、もしかしたら気づいた方もいるかもしれません。
SNSもHPもLPも、単体で成立するものではないということ。
SNSで出会う → HPで信頼を確認する → LPで申し込む。 このお客様の「旅」が、自然に流れる導線になっているかどうか。
ここが、本当に大事なところです。
私がサイト制作のときに一番気をつけているのは、ひとつひとつのツールを最適化することよりも、つなぎ方を設計することです。
SNSの投稿からHPにスムーズに来てもらえるか。 HPで興味を持った人が、迷わず申込みに進めるか。 申込んだ後、どうリピートにつながるか。
一本の流れとして整える。
だから私は、自分の仕事を「Webデザイナー」とも「LP制作者」とも名乗らず、 **「事業導線設計デザイナー」**と呼んでいます。
単体最適より、全体最適。
これが、lazoが大切にしている考え方です。
「SNS・HP・LP、どれから始めるべきか」
この問いに、正解はありません。 あなたの事業の状態と、お客様の旅を整理して、自分の最適解を見つけます。
もし、自分一人で整理するのが大変なら、それは「事業導線設計」を一緒にやっていけばいいんです^^
「うちの場合、どれから始めるべき?」 そんなご相談からでも、もちろん大丈夫です👌
公式LINEで、まずは話を聞かせてください🌱
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※「整理する前に、想いそのものがまとまらない…」と感じている方は、 こちらの記事も参考になるかもしれません🌿
→「文章が書けない」事業者でも、伝わるサイトをつくる方法
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